すーちゃんの抱っこダイスキは、ヤツの体重を考えるとウレシイというよりクルシイ。特にわたしがトイレに座っているときに「だっこ!」と背中を見せておねだりするのは、どうしてもやめていただきたい習慣のひとつ。
あいちゃんはその点あまり抱っこのおねだりはない。たまに椅子の下に座って、黙ってわたしを見上げているときだけ。そういうときに「あいちゃん?」と言うと、「ふにゃー」と鳴いてわたしの足にまとわりつく。抱き上げるとそのままゆっくりと目を閉じて寝てしまう。まあ、仕事中の椅子の上だと10分ぐらいだけど。
あいちゃんは、昔まだ来たばかりの仔猫のころは、よくわたしが抱っこすると首筋に抱きついて「ちゅぱちゅぱ」していた。早めに離乳されたのか、ベッドでもわたしの首回りに抱きついていることがあった。すーちゃんが来てからそのクセもなくなってしまったので、やっぱり寂しかったんだろうか。
ただし、それからもわたしの顔色をうかがったり、呼ぶと必ず走って来たり、遊んでもらいたくてまとわりついたり、あいちゃんはやっぱり甘ったれなんだなあと思うことがよくある。すーちゃんより、はるかにわたしのそばにいるんじゃないだろうか。抱っこはそんなにしなくても。
カメラを向けられるのがあまり好きじゃないらしくブサ顔ばかり撮れてしまうあいちゃんだが、たまにはよく撮れた写真もアップしておこうと思う。さて、おすまし顔はどうかな?