ニャンプー地獄絵図（の写真は撮れなかった）

昨日日曜日は、ニャンプー日和。
ここ2ヶ月ほどシャンプーをしていなかったので、30度近く上がったぽかぽかの午後は最適、とばかりに準備万端で戦いに挑んだ。前回は暴れちゃったので、助っ人に屈強な友達をひとり頼んだ。洗濯室の深いシンクに1/4ほどお湯をためてシャンプーをたらし、あとはシャワーコックを蛇口に取り付け、タオルをたくさん用意して、いざ！

まず、あいちゃん。
いつもはあいちゃんのほうがバタバタするのに、今回は何だかイイ子だった。手伝いがいて、前足をしっかり握っていてくれたから観念しちゃったのかな。シャワーをかけても、ゴシゴシ洗っても黙っている。手早くできて、タオルドライをしたら後は簡単だ。
実は、あいちゃんは普通のニンゲン様のドライヤーがへっちゃらなのだ。逃げもせずにがーがーとうるさい風に吹かれている。15分ぐらいかけて八分ほど乾いたら、あとは冬じゃないので自然乾燥だ。

つぎは、すーちゃん。
うわー、嫌がること嫌がること。「ふがあああふがあああ」ですもん。近所のひとたちに虐待していると思われたらどうしようと思ったくらいだ。前足を持ってもらっていたのに、なぜか腰から湯の中に下がっていって仰向けになってしまいそうになる。溺れる気かい。その重い身体を何とか持ち上げているものだから、友達は汗まみれだ。何とか洗い終わってカウンターの上に乗せ、タオルドライ。

そして、そのあとが問題。すーちゃんは、ドライヤーが死ぬほど嫌いだ。
かけ始めたら、死に物狂いで逃げようとする。わたしがバスルームで髪にドライヤーをかけているときには全く平気なのに、自分に向けられるとダメらしい。しかも、すーちゃんの毛質はあいちゃんのと違い、なぜかひどく乾きにくい。結局5分も持たず、そのまま自然乾燥。つまり、半日かけて夜になったらやっと乾いた次第だ。やれやれ。

友達に言わせると「なんでシャンプーするの？こんだけ嫌がっているんだから、ブラッシングだけでもいいじゃん。」

先代猫のゆきちゃんには全くシャンプーしなかった。毛づくろいがかなり上手で、ほうっておくと1時間ぐらいナメ続けていたので、「うちはシャンプーしないのよ」というと皆ビックリした。真っ白な猫なのにウソみたい、と言われた。

あいちゃんもすーちゃんも毛づくろいはするが、どう見てもヘタクソだ。それに時間も短い。ドタバタと追っかけっこが好きなので、新陳代謝も活発だ。あいちゃんは、外にも出たがる。やっぱり、シャンプーなしではどうも清潔感に欠ける。

今回使ったのは、こちらで売っている猫専用シャンプー。
トリマーの店で買ったのだが、敏感肌用でもあるらしい。コンディショナーは？と訊いたら、「いや、よっぽど毛に問題がある以外は使わないほうがいいと思うけど。ペタペタするし。この店ではコンディショナーは犬にも使わないわよ」とのこと。「シャンプーだけのほうがふわふわ感が出るし、これは敏感肌用だから絶対これだけで大丈夫！」
そこまで言われたんじゃあ、一度試してみるしかないなと買ってきた。洗ってみたら、うふん、いい匂い。パッションフルーツの香りがぷんぷん（笑）。

すーちゃんはとても臆病なので、シャンプーさえストレスかもしれないのはわかっている。
でも、洗わないわけにはいかない。すーちゃんって、猫トイレの使い方もヘタクソなんだ。ため息。

写真が撮れるような状態ではなかったので、取りあえずニャンプー後の記念撮影をどうぞ。

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