あ。隣んちのにゃんこだ。窓をへだててご対面。
去年隣の借家に越してきた独り暮らしの女性は、普段ほとんど物音をさせない。週末の大音量のABBAは、まあ、昼間だからかまわない。オーストラリア人は本当にABBAが大好きだが、その見本のようなひとだ。
その彼女の猫がこのシャム猫のような色柄で青い目の猫。顔がまんまるで鼻先がとがっていないのでシャム猫ではないんだけど、彼女は「シャム猫ですっ」と言っていたので、そういうことにしておこう。
その猫だが、どうもほとんど外で過ごしていて夜だけ家の中に戻るという生活をしているそう。
借家なので、もちろん猫用ドアなどついていない。つまり飼い主のその女性がドアを開けてやるまで外で待っている姿もよく見かける。
一度は呼んでも戻って来ないので心配していたら、反対側の隣の家からなにやら猫の鳴き声がする。調べてみたら、どうも彼女の猫のようだ。結局、3日後にその家のガレージから救出された。つまり、ガレージが開いていたときに忍び込んだらドアを閉められてしまい、出られなくなってしまったのだ。その隣家の持ち主が、3日ほど車を使わなかったのも災いしたというわけだ。
外飼い猫には、喧嘩や交通事故だけではなくこういう不意の災いもある。
とにかく、ウチのあいちゃんすーちゃんはほとんど外に行かないから(行ってもベストとヒモ付きなので)ウチの裏庭がこの子の縄張りになっちゃっているらしい。
ただし飼い主さん以外には慣れていないらしく、わたしの姿に気づくとさっと逃げてしまう。そのくせ、毎日窓やドアのすぐ外に座って、じっとあいちゃんとすーちゃんとニラメッコをしている。友だちになりたいのか、単にウチから出ない子たちをバカにしているのか、単に挨拶しているだけなのか、そこのところはよくわからない。
きちんと首輪だけはしているのが救いだ。
隣の家は借家なので以前いたひとも猫がいたんだけれど、半外飼いというよりほとんど外飼いだったし、首輪さえつけていなかった。
でも外飼い猫だったら、せめてきちんと登録してIDチップぐらいは入れておいてほしいと思うが、そこまでしていないんだろうなあ。自由に出入りできるドアもあるといいね。それがあれば、寒い夜や雨降りのときにはすぐに家に入れるし。
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