またたびボールに狂喜乱舞…えっ しないの？

さて、昨日の二日酔いの原因（笑）である、シドニーからパースに出張でやってきたお友達。彼もチンチラを飼っているので、レストランでの食事のあと、ウチで夜中までワイン飲みながらネコ話に花が咲いたわけで。

シドニーからのお土産は、美味しいワイン1本と何と「またたびボール」。これは青山のべにや民芸店の超有名なおもちゃらしい（わたしが知らないだけ…）。またたび入りで、かわいい手編み組細工のボールだ。猫はこれで狂喜乱舞、彼の猫はあまりの狂乱ぶりに1日でぶっ壊してしまうらしい。

そんなまたたびボール、期待して与えたわけだが、あいちゃんは「またたびに酔う」というよりその形に興奮してケンケンと小突いて遊びまくる始末。

すーちゃんは、例によってお客さんが来ると隠れてしまうので、ボールに近寄りさえしない。ちなみに、数時間がびんちにいた彼にようやくほんの少し慣れたのか、珈琲テーブルの下からそろそろと出てきたすーちゃん。気づいた彼がひょいと振り向いて、いきなりがっつりと目が合ってしまった。そうしたら、すーちゃん、目を合わせたままジリジリと後ずさり、お尻から珈琲テーブルの下へ。もう、大笑いをしてしまった。猫って確か後ずさりってあまりしないと言われているのに、そこまで嫌がることないじゃないの。
「抱っこしてみたいなあ」とか言っていたお友達は、名残惜しそうに帰っていった。抱っこできるまでには、48時間以上がびんちにへばりついていないと無理だと言っておいたけど。

昨晩遅くに、またたびボールをリビングのど真ん中に置いてまた試してみた。今度はわたししかいないから違うかな、と思ったが…。

近づいていくあいちゃんとまたたびボールに鼻も引っかけないすーちゃん。

またたびボールを完全に無視し、すーちゃんにご挨拶のちゅうをするあいちゃんと、股間を舐めていた口でお返しするすーちゃん。（げげっ）

おおなんだこれは、と匂いを嗅ぐあいちゃんと、あいちゃんとのちゅうのあとで股間ナメに戻るすーちゃん。

一応おテテでちょいちょいしてみるあいちゃんと、それを見ながらふと「食べられるかもしれない」と淡い期待をいだくすーちゃん。

またもや飽きたあいちゃんと、ものすごーく久しぶりにあいちゃんをナメてあげるすーちゃん。

で、いきなりわたしの存在に気づく2匹。

結局、狂喜乱舞にはほど遠い状態。
で、今日も懲りずにまたたびボールをそばに置いてやったら、こんな感じ。

またたびに反応しているとは思えない遊び方。結局ストローで遊んでいるときと同じだ。
あいちゃんは、またたびに興味がないんだろうか。ええー。そんなバカな。またたびが効かない猫がいるなんて。

すーちゃんももちろん全く興味がない。元々動かないものには全く反応しないので（それがストローをいたぶってずっと遊べるあいちゃんと違うところ）、編んだボールが目の前にあっても匂いすら嗅がない。

1匹だけじゃなくどちらもってところが不可解だ。それにこの2匹、仲はいいが血は繋がっていないんだけど。そう言えば、オーストラリアでも手に入るキャットニップにすら反応しない。一体、どうなっちゃってるんだろう…。
謎は深まるばかり。

いずれにせよ、このステキなまたたびボール、他の猫さんたちには大人気なので一度試してくださいな。

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