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オーストラリアのペット保険

日本のペット保険が何をカバーし、どのぐらいの費用がかかるのかあまりよく知らない。
でも、「にゃんこと一緒♪」のゆっきぃさんが「動物保険って入っていますか?」で書いていらしたことには、本当にうなずくしかなかった。

病気はいつ発覚するかわからない。
そして、発覚した時点でどのくらいの費用がかかるか実は見当もつかない。いや、獣医は「大体30万円ぐらいかかります」ぐらいのことは言ってくれるだろう。でも、手術をしてみなければ、術後に何が起こるか誰が正確に知っ予測できるだろう。「30万円って言ったじゃないですか」と獣医に詰め寄っても仕方がない。そこで治療をやめるわけにはいかないのは、わたしも経験から知っている。

先代猫のゆきちゃんは、10歳ぐらい(シェルター猫だったので正確な誕生日不明)になるまで病気ひとつしなかった。
その後、時々出る目頭の血豆からガンが発覚し、右目摘出の手術を受けた。その手術を受けた時点の検査で、甲状腺機能高進症、高血圧、じん臓機能障害もわかり、唖然としてしまったのを覚えている。また、手術後血がとまらなくなり、獣医は「一時はもうダメかと思った」とわたしにもらした。
術後の問題も多く、わたしは2週間つきっきりで看病した。そして、突然他界した去年の5月まで1年と5ヶ月、甲状腺と高血圧の薬は飲み続けていたが、ほかにはなんの問題もなく幸せに静かな生活を送った。

当時、獣医に「大体30万円」と言われていた費用は、次々と色々な問題があったゆきちゃんの場合、日に日に増大し、ICU滞在も5日ぐらいだろうと思っていたのに倍以上に延びた。様々な薬、検査、治療で毎回何万円も支払った。

もうすでに手元には残っていないが、その支払明細書は実に30枚以上。
日本円にして費用が百万円を越したとき、「絶対絶対、治してやるからねっ 定期預金解約したってかまわないからねっ」とまだ首のチューブから4時間置きの流動食を流し込みながら、ゆきちゃんに話しかけたものだ。

オーストラリアのペット保険は、様々なものが出まわっているが、わたしがあいちゃんとすーちゃんにかけているのは、わたし自身のプライベート保険の「四つ足扶養家族(笑)」用だ。つまり、10%の扶養控除(やっぱり笑)がつく。そして、あとから入ったすーちゃんは同じ家族の2匹目なので5%のディスカウント。
月々の保険料計算は、年齢、種類、既往症などで違うが、あいちゃんもすーちゃんも1歳未満の仔猫なので、たぶん1番安い保険料だと思われる。

しかし、あいちゃんとすーちゃんの保険は実はちょっと違う。
あいちゃんが入ったときから数週間後にその保険はキャンセル、次の新しい保険システムになってしまったからだ。

つまり、あいちゃんは月額大体2500円(家族ディスカウント後)ほどで、病気も事故も使用可。最初の費用2万円ほどは自費、その代わり月額の保険料が少し安くなり、2万円を支払ったあとの差額は全額払い戻しが効く。

すーちゃんの場合は月額1500円(家族&2匹目ディスカウント後)ぐらいで、病気も事故も含まれるのは同じ。これは今年春からスタートした新しいペット保険で、規約が少々違う。最初の2万円が自費なのは同じだが、それからの費用は保険会社が80%の負担。つまり、20%は飼い主の自己負担。ただし、月額があいちゃんのものよりかなり安い。

含まれるものは、どちらの猫の場合も同じ。
目、鼻、耳などの外傷や疾病、内蔵、また遺伝性疾病など、ほとんど全ての事故・疾病が含まれる。含まれていないのは、歯の治療・クリーニング、予防注射、去勢・避妊手術、マイクロチップ、精神的障害など。それから、もちろん健康診断も含まれていない。
カバーされる限度額は、年120万円まで。緊急入院費用は10万円まで。

この保険は Medibank Pet Insurance(英語)と呼ばれるもので、リンクには原文が載っている。

わたしは、ゆきちゃんに保険をかけていなかった。保険など、考えたこともなかった。そのために、全額自己負担になってしまったが、だからと言って途中でやめたり処方された薬を断ったりなどできなかった。

どちらにしても、あなただって愛する家族の1員のために、保険なしでも同じことをするだろう。でも、保険で負担してもらえるなら、それに越したことはない。使わないまま、あなたの猫が老衰で静かに虹の橋をわたってくれるなら、ラッキーだったと思えばいい。

人間の保険でも同じことだ。
人間は保険があるから、どんな薬も比較的安価に手に入れることができるが、その保険がなかった場合の費用は愕然とするほど高い。あいちゃんの処方箋で人間用のヘルペス治療薬を買ったとき、たかが14錠の錠剤に1万円以上払わなければならなかったのは、記憶に新しい。薬局では、本当は3000円もしないと言われた。保険があれば。

だから、今のところ「わたしの心の平安のためにも」毎月ペット保険を払い続けている。

 

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10 COMMENTS

はなぴん

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今、はなぴんの置かれている状況はとても幸せだと思う。
さくちゃんが大きな手術するまで病院にかかることはなく・・・
動物病院に行くってことがあまりなかった。
行くようになった今、とても金額的や精神的な面で安心していられるって
ありがたいな~って思ってる。だから余計これからこの地に居られなくなった時の
事を考えると「保険」って大事だな・・って。。

おお!!土曜日にはあいちゃんすーちゃんに会えるんですねぇ~
よく耐えました(笑)

返信する
ユキんこ

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ユキちゃんも うちにやって来てすぐ保険に加入しました。
主人の実家の愛犬が5年前 ガンで亡くなって、
保険をかけていませんでした。その大変な看病や、金銭のことも
いろいろ聞いていたので、保険は大切だと思っていました。

ほんとにお守りです(*^^*) 
何かあっても 少しでも治療が前向きに出来るように…何かあってはイヤだけど^_^;

返信する
miumyu3310(ひかるママ)

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こんばんは、先日はありがとうございます、お邪魔しに参りました^^

ペット保険… 実は、うちの子たちに掛けてないんです。
近隣の獣医さんが非常に良心的(ものすごく、ラッキーなんです…腕がよくて、安価でして…)、たまたま、うちの子たちが、去年まで病気知らずだった、というのもあり…
うちの猫、17歳は慢性鼻炎、8歳はてんかんですが、問題なく払える程度の医療費だったんです。

でも、何かあったとき(あってほしくないですが–;)、心置きなく治療したい、だから、いろいろ考えてみたい、調べてみたいと思います。

良い記事を、本当にありがとうございます!

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Ryoko

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こんばんは
先日はご訪問ありがとうございました。
ペット保険、大切なことはわかっていてもいろいろ種類があるし
迷ってるうちにダラダラと入らずに終わることが多いと思います。
でも加入しておくのに限りますよね!

うちの子達は保険に入っていません。
日本では、ブリーダーはペット保険に入れないんです。
入りたくても入れないのが悲しいです・・・

返信する
ゆっきぃ

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こんばんは☆

扶養家族としてにゃんこも保険に入れるなんて素敵ですね♪
まだまだ日本では愛玩動物としての捉えられ方しかしてないのかも。
でなきゃ原発20キロ圏内から避難する時、置き去りにしなかったと思う・・・

しかし・・・↑のRyokoさんのお話はびっくりです。
ブリーダーさんは加入出来ないんですか?!
仮に私が今年ブリーダーになったら、今の保険てどうなるんだろって思いました。
他の国でもそうなのでしょうか・・・。

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みかん72

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こんばんは!遊びに来ちゃいました~!

先日は訪問頂き有難うございました。
人間の子はまだ育てた事はないのですが(笑)赤ちゃんを育てるってこういう感じ?
と、何だか毎日色々と大変ですよ~…。特別身体が弱い子なのでしょうか?

それにしても、ペット保険は考えた事はありましたが、実際には未だ何もしてないです。
実は最初の子が腎臓の病気で亡くなったり、ぐりもこれまで3度も手術をしたりと。
治療費は結構かかっています。
それでもやっぱり途中で治療をやめるなんて出来ないですよね~?!
いくらかかっても良いから治してくれ~!って思いますよ。

やっぱり保険は考えた方が良いですよね。
何があるか分からないし!改めてそう思いました。

長々とすみません!またお邪魔させて頂きますね!

返信する
hwan

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もうすぐ、あいちゃん、すーちゃんに会えますね。
楽しみです。

猫さんの治療費、ほんとに大変です。
我家も、新車が一台買えるくらい投入しています。(涙)

日本のペット保険は、まだまだです。
年齢制限あるし、治療費も半額くらいしか出ないようです。

猫を扶養家族にできるって、素敵ですね。
家族ですものね。

返信する
がび

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★はなぴんさん:

うん、本当に保険って大事だと思います。イザというときに、かなりな出費になりますから。ゆきちゃんのときは、再入院が重なって出費が増えました。
2匹の保険は、「安心料」だと思うことにしています。

明日、パースに着いたらやっと迎えに行けます。おじさんには水曜日に1度電話をしたんだけど、やっぱり留守電でした。「元気ならいいです。土曜日に迎えに行きます。」と伝言を残しました。

★ユキんこさん:

やっぱり身近なひとや自分の犬や猫で経験すると、保険をかけたくなりますよね。
そう、お守りかもしれません。「何も起こらないための」お守りです。

★ひかるママさん:

こんにちは!

良心的な獣医さんがご近所でよかったですね。うちの2匹のかかりつけの獣医さんも腕はいいのですが、人間には口数少ない変わったひとです(笑)。
先代猫ゆきちゃんの手術は、専門の獣医大学病院でした。ここの担当の獣医さんも素晴らしい方で、手術後、ゆきちゃんを引き取ったときにも「何かあったらいつでも電話しなさい」と携帯番号までくれました。

ペット保険は、残念ながら年齢制限があると思います。人間の場合も、加入に年齢制限のある保険がありますよね。日本での上限はわかりませんが、オーストラリアでは9歳です。そして、年齢があがると月額も高くなるようです。

★Ryokoさん:

こんにちは!

ブリーダーさんが保険に入れないということは、あいちゃんのブリーダーから聞いていました。オーストラリアでも同じらしいです。

あ、それから、オーストラリアではブリーダーさんから純血種の仔猫をもらうと、必ず「6週間の仔猫保険」というのがついてきます。これは、譲渡した日から何か起こった場合に適用されます。6週間過ぎてそのまま持続することもできます。

ただし、あいちゃんの両後ろ足骨折と猫風邪には適用されませんでした。「ブリーダー側で起こった事故と疾病」と判断されたからです。つまり、譲渡前に発生したブリーダーの過失で、彼女が払うべきものというわけです。
そして、彼女は払うよりも「取り替える」ことを提案しました。で、拒否したわたしにはすでに治療費を請求できなくなりました。

★ゆっきぃさん:

こんにちは!

扶養家族というのはわたしの言葉ですが(笑)、そういうシステムにはなっています。自分の保険にくっつけられるというのは、なんだか微笑ましくって好きです。ディスカウントももらえるし。

ブリーダーさんが保険をかけられないのは、オーストラリアでも同じです。たぶん他の国でもそうでしょう。繁殖業は認められていないようです。

★みかん72さん:

こんにちは!

猫の世話は毎日大変ですよねー。みかんさんとこのようにもう1匹仔猫が増えちゃった場合は、先住猫ちゃんたちとの折り合いで気を使いますし。

やっぱり、色々と過去に病気の出費をされたんですね。。。保険はもしかけるのなら、早いほうがいいです。たぶん日本でも年齢によって月額が増えますから。仔猫のときにかけるともちろん1番安いと思います。

★hwanさん:

「新車が1台買えるくらい」というのはイタイですね。。。
オーストラリアでもペット保険では8歳という年齢制限があります。でも、治療費を半額しか出してもらえないというのでは、あまり意味がありませんね。オーストラリアでは例えば腎臓の病気が発覚した場合、最初の2万円を払ったらあとは全額または80%が払い戻されます。

猫だって犬だって家族なんですもの、病気はしてほしくないけれど、未来の安心料は扶養家族として払ってあげたいと思いました。

返信する
Queen Sasha

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ペット保険にも色々ですよね。
先代猫のゆきちゃんは色々と大変だったのですね。
うちのニャンズも保険に入っていますが、
2匹とも比較的健康なので室内猫専用の一番安いヤツです。
なので室内猫によくある怪我や病気しかカバーされませんが
まあ、「Peace of Mind」ってヤツですよね。
もっと高いプレミアムを払えば定期診察や予防注射もカバーされるらしいですが、
そこらへんは4つ足家族がいる家庭の当たり前の出費として目をつぶっています。
やはり病気しないのが一番ですが、こればかりは予測出来ませんものね・・・・

返信する
がび

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★Queen Sashaさん:

わたしのところは銅、銀、金とあるペット保険のオプションで銀を選びました。銅だと、安いけれどカバーしてくれるものがあまりにも少ないので。金にすると、予防注射や定期診療もカバーです。このぐらいは、自費でいいかなと。

保険は、そうです、わたしの「心の平安」です。だって、イザとなっていくらかかるかわからないなんて不安ですものね。

一番いいのは、病気をしないで天寿をまっとうしてもらうこと!そのための「保険」でもあるわけですよー。

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